長期間の不整備、または安価だが劣悪な修理などを行いますと、トラブルの発生頻度が多くなり、突然装置が停止しなければならない状態にもなりかねません。
輝水グループ㈱では、多年にわたる水処理技術の経験と実績に基づき、最も経済的で効率的な装置保全方法としての定修工事やメンテナンスをご提案しています。
ろ過装置メンテナンスや点検作業の間隔を長期間空けてしまうと、思わぬトラブルや装置の不具合を招きます。弊社サービスマンがお伺いし、ろ過装置の簡易点検・診断を承ります。
1.ろ過装置の運転状態の確認
ろ過装置の運転時の各種機器の状態を確認すると共に、管理ご担当者様からのお話をお伺いして、管理方法や装置について気になることへの各種ご質問にお答え致します。
ポンプ等の設備機器の不具合が発見された場合には、整備、交換工事を承ります。
2.ろ材表層の状態・ろ過タンク内部の確認
一定期間使用をしていると、ろ材への汚れが堆積し、ろ過能力の低下を招きます。また、鉄製のろ過タンクの場合、長年の使用によって内面に錆、コブが発生し腐食が進むと、ろ過タンクに穴が開いてしまいます。
画像のように、ろ材が固まった状態となる前に定期的なろ材交換工事の実施をご推奨致します。
また、腐食が進んでしまったろ過タンクには、ライニング工法による再生や、腐食しないFRP製のろ過タンクへの交換工事も承ります。
3.ろ過ポンプの絶縁・電流値の確認
絶縁抵抗値の低下が確認された場合や電流値のが不安定となってきた場合、または漏水や発熱、振動音が大きくなってきた場合等は、ポンプの異常が考えられます。
ポンプのオーバーホール、交換工事を承ります。
4.滅菌装置の動作確認・調整
滅菌に使用される次亜塩素酸ナトリウムが正常に送られているか?漏れてはいないか?、装置が正常に動いているか?、等の点検を行います。
滅菌装置の不具合が見つかった場合には、調整作業を行います。
交換が必要な場合は、交換作業を承ります。
5.簡易水質検査
ろ過装置で処理した水の使用用途に応じて、試運転時に簡易的な水質検査(残留塩素、鉄分、マンガン、pH)等の実施をしております。
上述の定期点検時での簡易水質検査以外において、お客様による厚生労働省「公衆浴場における水質基準等に関する指針」※に対応した検査においてレジオネラ属菌等の検査検出が確認された場合には、循環配管の薬品洗浄作業も承ります。
6.自動運転の確認
ろ過装置の各種点検後に試運転調整、自動運転の確認を行います。
旧式のFRP製ろ過タンクをご使用中のお客様へ
写真の様なタイプの青色の旧式のFRP製ろ過タンクの製造・販売は終了しております。
関連の部品についても在庫が終了次第、供給を終了する予定です。
旧式タイプの納入時期から既に長時間が経過しており、故障や破損の発生が懸念されます。
一度、ろ過装置の簡易診断や定期点検の実施をされることをご推奨致します。
また、FRP製のろ過タンク への交換工事も承っております。